3Dプリンターでアクセサリーを作るには?作れる種類や素材・作り方を解説

はじめに
「3Dプリンターでアクセサリーを作ってみたいけれど、ピアスや指輪も自宅で作れるの?」
「どんな素材を選んで、何から始めればいい?」と迷っていませんか。
3Dプリンターに興味を持っても、実際にアクセサリーを作ろうとすると、デザインデータの用意や素材選び、プリント後の仕上げなど、どの順番で進めればよいのか分からず迷ってしまうことがありますよね。
この記事では、3Dプリンターで作れるアクセサリーの種類をはじめ、使われる素材や基本的な作り方、制作するときに確認したいポイントを紹介します。
3Dプリンターで作れるアクセサリーの種類
3Dプリンターでは、ピアスやイヤリング、ネックレス、リングなど、さまざまなアクセサリーを制作できます。
ここでは、3Dプリンターで作れる代表的なアクセサリーの種類と、それぞれの特徴を順に紹介します。
ピアス・イヤリングは複雑な形や軽量デザインを作りやすい
ピアスやイヤリングは、細かな凹凸や曲線も設計できるため、手作業では難しい複雑なデザインを形にできます。
内部を空洞にしたり厚みを調整したりすれば、見た目の大きさを保ちながら軽く仕上げることも可能です。
ネックレス・ペンダントは立体的なモチーフを形にできる
ネックレスやペンダントは、高さや奥行きを加えることで、立体感のあるモチーフを制作できます。
側面や裏面まで設計できるため、厚みや凹凸を活かしたペンダントトップも作りやすいでしょう。
リングはサイズや形を調整したオリジナルデザインを作れる
リングは、内径や幅、厚みなどを細かく調整できるため、希望するサイズや形に合わせて制作できます。
表面の形状や装飾もデータ上で変更できるので、オリジナルデザインにも向いています。
ブローチ・ヘアアクセサリーも自由な形で制作できる
ブローチやヘアアクセサリーも、曲線や凹凸を取り入れた自由な形で制作できます。
あらかじめデータで形を整えておけば、手作業ではそろえにくいデザインも同じ形状で造形しやすくなります。
3Dプリンターでアクセサリーを作るメリット
3Dプリンターを使ったアクセサリー作りでは、手作業では加工しにくい複雑な形状も3Dデータから形にできます。
ここでは、3Dプリンターでアクセサリーを作る主なメリットを順に説明します。
市販品にはない複雑な形状をデザインできる
3Dプリンターなら、細かな凹凸や曲線、立体的な形状も設計できるため、手作業では難しい複雑なデザインを形にできます。
市販品では見つけにくい、個性的なアクセサリーを作りたいときにも向いています。
サイズや形を調整して一点物を作れる
リングの内径や幅、厚みなどを細かく調整できるため、身につける人や好みに合わせたアクセサリーを制作できます。
既製品にはないサイズや形も選びやすく、自分だけの一点物を作れるのが魅力です。
同じ3Dデータから必要な個数だけ繰り返し制作できる
一度3Dデータを作成すれば、同じ形状のアクセサリーを繰り返し制作できます。
1個だけ追加したい場合から複数個そろえたい場合まで、必要な数に合わせて作りやすいのもメリットです。
3Dプリンターのアクセサリーに使える素材と作り方
3Dプリンターでアクセサリーを作る方法は、使用する素材や完成させたい質感によって異なります。
ここでは、アクセサリーに使える素材と作り方、使用時の注意点を順に説明します。
PLAやレジンはアクセサリーを直接造形できる
PLAはFDM方式、レジンは光造形方式の3Dプリンターを使って、アクセサリーを直接造形できます。
作成した3Dデータをもとに出力できるため、デザインした形をそのまま形にしやすいのが特徴です。
PLAとレジンのどちらを選ぶか迷う場合は、仕上がりや扱いやすさの違いを比べてから、自分が作りたいアクセサリーに合う素材を選びましょう。
▶3DプリンターのPLAとレジンの違いは?特徴や選び方を比較
金属アクセサリーは3Dプリントした原型から鋳造できる
金属アクセサリーは、3Dプリンターで作った原型をもとに鋳造する方法があります。
原型から鋳型を作り、溶かした金属を流し込むことで、3Dデータで設計した形を金属アクセサリーとして仕上げられます。
肌に触れるアクセサリーは素材と仕上げに注意する
ピアスやリングなど肌に触れるものは、アクセサリーへの使用に適した素材かを確認しておくことが大切です。
造形後にバリや尖った部分、ざらつきが残っている場合は、肌を傷つけないよう滑らかに仕上げてから使用しましょう。
3Dプリンターでアクセサリーを作る基本的な流れ
3Dプリンターでアクセサリーを作るときは、最初に作りたい形の3Dデータを用意し、そのデータを使って出力します。
ここでは、3Dデータの準備からパーツの取り付けまで、基本的な制作の流れを順に説明します。
作りたいアクセサリーの3Dデータを用意する
最初に、3Dモデリングソフトを使ってアクセサリーの形を作成し、幅や厚み、穴の位置などを設定します。
完成したデータは、使用する3Dプリンターに対応した形式で保存しておきましょう。
3Dデータを自分で作る場合、「どのソフトを使えばアクセサリーの形を作りやすい?」と迷う方は、初心者向けの3Dモデリングソフトの選び方も確認しておくと安心です。
▶3Dモデリングソフトのおすすめは?初心者向けの選び方と無料ソフト
3Dプリンターで出力して形やサイズを確認する
用意した3Dデータを3Dプリンターで出力し、形やサイズ、穴の位置などを実物で確認します。
イメージと異なる部分があればデータを修正し、必要に応じて再度出力します。
サポート除去や研磨などの後処理で表面を整える
造形後はサポート材を丁寧に取り除き、跡や表面の凹凸を研磨して滑らかに整えます。
尖った部分やバリも取り除き、肌に触れても引っかかりにくい状態に仕上げましょう。
ピアス金具やチェーンなど必要なパーツを取り付けて仕上げる
最後に、ピアス金具やイヤリング金具、チェーンなど必要なパーツを取り付けます。
接続部分をしっかり固定し、金具が開いていないか、簡単に外れないかを確認したら完成です。
まとめ
3Dプリンターを使えば、ピアスやリング、ネックレスなど、自分好みのアクセサリーを自由な形で制作できます。
サイズやデザインを細かく調整できるため、市販品にはない一点物を作れるのも魅力です。
制作するときは、用途に合った素材を選び、バリや尖った部分が残らないよう丁寧に仕上げましょう。
初めてならシンプルな形から試し、少しずつデザインの幅を広げていくと楽しみながら作れます。
